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インドネシア株 書評

インドネシア株を買わない方が良い理由

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インドネシア株を買い始めて3ヶ月が経つけれど、色々とダメなところが分かってきた。いやまぁ、最初から分かっていたことだけど。

私はインドネシアや証券会社の回し者ではないので、素直に共有するべきだと思う。正直、素人はインドネシア株の少なくとも個別銘柄に手を出すべきではないと思う。
理由は単純。インドネシアルピアのスプレッドが広すぎる。

1IDR0.0077円のレートに対して、片道0.0003円の手数料がかかってしまう。数字が小さすぎてよく分からんけど、片道3.8%くらいの凶悪なスプレッドだ。加えてR証券やS証券は売買手数料も1%かかるので、往復で約10%の手数料がかかることになる。

10%て。アルトコインかな。少し高い配当利回りに喜んでいる場合じゃない。

基本的に私は効率的市場仮説を信じているので、株式市場で10%の手数料が取られてしまうとどうなるかはよく分かっている。無理ゲーになる。控除を25%取られる競馬よりかは少しマシなレベル。私が何を言っているのか分からない人はこれを読もう。

藤沢数希さん、本ブログにて2度目の登場。別に私は彼が好きなわけではない。でも、素人にも分かりやすい文章を書く。
人格は好きじゃないけど書くものは悪くない。これは、最大級の賛辞だ。

競馬をやってる人はイメージをしやすいと思うけど、結局全ては市場に織り込まれている。アダム・スミスが言うところの“神の見えざる手”によって、商品は全て適正な値段が付くことになっている。競馬ならオッズだ。自分だけが気が付くナイスな情報などなければ、美味しいオッズなどない。あると思うならそれは錯覚という話だ。

もちろん、それはあくまで経済学の理屈の話であって、実際に偶然とは思えないほど長く、多く稼ぎ続けるトレーダーはいるし、彼らの存在をこの仮説は説明出来ない。でも、効率的市場仮説はだいたい正しい。



話を元に戻すけど、それでも私はインドネシアの将来に依然確信を持っている。最近読んだペンシルヴェニア大学ウォートン校による投資適格国ランキングという記事でも、インドネシアは2位だった。1位はフィリピン。

そんなインドネシア株に、これから投資したいあなたに、二つの“マシ”な方法を教えたいと思う。

一つ目、個別銘柄を買うなら多分S証券で取引した方が良い。

インドネシア株をはじめとするアセアン株を売買できる証券会社は現在、主にR証券とS証券があって、ネットで調べるとよく「最低取引手数料が安いのでR証券がオススメです!」なんてことが書いてある。

なるほどR証券もS証券も取引手数料は約定代金の1.0%だが、R証券は最低手数料540円で、S証券は最低手数料257,040IDRとある。今のレートだと約2,000円だ。

私は両方とも口座を持っているけれど、S証券で外国株を売買したことがないので、これは説明を読んだ私の理解に過ぎないんだけど、R証券は基本的に全ての取引や配当金受領の度に両替される(上記の凶悪なスプレッドを喰らう)のに対して、S証券は多分口座に外貨のまま保有できる。最初と最後だけ両替をすれば良いっぽい。多分配当も外貨で受け取れる。多分。詳しい人いたら教えて。

どういうことか分かり易く説明すると、R証券はもS証券も3円交換くらいのパチンコ屋なんだけど、R証券は持ち玉移動が禁止みたいな話だ。R証券では台移動の度に持ち球を一回流して換金しなければならない。その度に凶悪な換金率を喰らってしまう。S証券なら、持ち玉持って何度も台移動してなんなら貯玉して、最後の最後に1回流せば良い。どっちが有利かお分かりだろう。

マシな方法二つ目、多分投資信託かETFを利用した方が良い。

投資信託は、信託報酬という手数料を数%(高くて2%くらい?)取られる。投資のプロたるファンドマネージャーのパフォーマンスが、素人、もっと言うなら猿の選ぶランダムな銘柄選択にパフォーマンスが勝らないということは証明されている。多分有料予想家のパフォーマンスの平均も控除に収束する。多分する。だから、単純に信託報酬分だけ投資パフォーマンスは低下する。

それでも売買毎に10%の手数料を取られるよりずっとマシ。今はインドネシアだけに限らず、世界中の振興国とか成長銘柄とかをまとめた投資信託やETFを少額から買えてしまうので、これを利用した方が圧倒的に効率が良いと思う。私も通貨リスク分散の為にマレーシア株を品定めしていたんだけど、一向に欲しい銘柄が見つからないので


米国やシンガポールに上場されてるこういうETFを買おうと思う。米ドルのスプレッドは0.3%くらいで、マレーシアリンギットのそれよりずっとマシだ。

というわけで、次の金融危機が起こったら底値でガッツリ成長国の投資信託を買って20年気絶するのが多分一番お手軽で勝てる。ファイナルアンサー。

スプレッドが広いのは通貨の信認が低いからで、勿論ここ20年の中国人民元の通貨としての勃興なんかを見るに、将来GDPが日本を抜くとまで言われているインドネシアルピアの変化まで見越すとしたら、それは私の予想の範疇を超えている。私はこれからもインドネシア株を買い続けるだろうね。

追伸:メガウが増配したかもしれない

なんか知らんけど配当利回りがまた10%超えてる。しかし企業HPにIRがなくてよく分からん。アセアン株はメディアリテラシーを極限まで試して来る。嘘を嘘と見抜けないと(インドネシア株を買うのは)難しい。しかし今日、多分権利が落ちて綺麗に半期配当の分だけ値段が下がったのでリアリティがある。しかしまぁ、EPSが3,100IDRで、それ以上配当しちゃうとか、その日暮らしかよ。

追伸2:CC社はマネックスが買うらしい。

以前コインチェックについて(無責任に安心感を煽るブログ)という記事で、最悪どっかが買うから大丈夫っしょみたいなことを言った。アルファベット3文字の企業を予想していたけど、それは外れた。でも、今読み返しても、当時溢れていた「CC破産!破産!やーい!買ってた人ざまぁ!」みたいな言及よりはずっと予想が当たったと思う。ちょっとドヤりたかった。

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