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神F騎手は本当に詰まっているのかデータから検証してみた

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たまには競馬の記事でも書いて競馬ファンに訴求していかないと愛想をつかされてしまう。

競馬を始めて一年くらい経ったんだけど、僕は競馬ファンのF騎手に対するイジりがすごい好きなんです。
聞くところによると、F騎手の前はいつも詰まってるらしいじゃないですか。

競馬を始めてすぐの頃に「F騎手は前が詰まる」という話を聞いて、その先入観を持ってしまった為に、私はF騎手に対して中立な評価が出来ないんでよね。
F騎手の前が詰まるかどうかを観察してしまうと、F騎手が詰まった時ばっかり記憶に残ってしまう。これは明らかにフェアじゃありません。こういうプロセスを確証バイアスと呼ぶんですが、もしかしたら他の騎手も同じくらい前が詰まってしまっているかもしれない。

最近忘れがちなんですけど、私には自前の競馬データベースがあるので、過去のデータからF騎手が他の騎手に比べてどれくらい前に詰まっているのか、一つのクエリで集計出来ることを思い出しました。実際、この集計は10分で完了しました。私はもうずっと前から、F騎手の前が詰まっているかを確認することが出来たんです。

さて、競馬ファンの常識「F騎手は詰まる」が事実かどうか、私がこれから真実をお伝え致します。

その前にまず、「詰まる」を定義しなければいけません。
私が目をつけたのはコーナー通過順位。2017年の有馬記念を例に説明します。
有馬記念の最終コーナーにおけるコーナー通過順位は以下の通りでした。

(*2,7)(1,3,5)(6,15)(9,10,14)(4,12)(8,13)16,11

これを以下の様に展開します。

←内 ↑前 →外
2 7
1 3 5
6 15
9 10 14
4 12
8 13
16
11

こうすることで、各馬番を二つの座標(x, y)で表すことが出来ます。
どういう定義でも構わないんですが、私は先頭最内を座標(1, 1)として、後ろに行くごとにxを、外に行くごとにyを加えていくことにしてます。この座標を使って、各馬の実装距離を推定したりして、次走の特徴量に使うなどしてます。
たとえば、1番の馬は(2, 1)になるし、10番の馬は(4, 2)になります。ここまでは良いかな。

肝心の「詰まり」の定義なんですが、ここでは、「xが2以上3以下で、自分の外に馬がいる状態」と定義する事にします。

上の表だと、赤字に示した3頭が「詰まっている馬」です。

←内 ↑前 →外
2
(1, 1)
7
(1, 2)
1
(2, 1)
3
(2, 2)
5
(2, 3)
6
(3, 1)
15
(3, 2)
9
(4, 1)
10
(4, 2)
14
(4, 3)
4
(5, 1)
12
(5, 2)
8
(6, 1)
13
(6, 2)
16
(7, 1)
11
(8, 1)



この定義には一定の不確実さ、曖昧さを内包します。

実際の馬の並びはたとえば以下のような感じだったかもしれないし、これは実際詰まってないですよね。それをこの方法で区別する事ができません。

2 7
1 3 5
6 15

しかし、そもそも前が詰まっているかどうかの判定は、人によって主観が入り込む余地が大いにあります。余力があったにも拘らず、ただ前が壁になった事のみが事由で勝利を逸したかどうかは、究極馬に聞いてみないのわからないので、ここではこの程度の曖昧さは許容する事にします。
全ての騎手に公平に適用される条件であり、騎手同士の横の比較をする限りは、この定義の曖昧さの影響は軽微であると信じましょう。大事な事をひとつだけ言い忘れていましたが、上記「詰まり」の定義を満たす場所に陣取っていたとしても、同馬が勝利した場合は、詰まりではないと判断します。勝てば官軍、勝利をする限り、最終コーナーでどこにいようとそれが最善だったと考えます。この有馬記念の例では、ご存知の通り座標(1, 1)である2番キタサンブラックが勝利したので、この例外が適用された馬はありませんでした。

さて、準備は整いました。あとは詰まり箇所に陣取っていれば1そうでなければ0として、騎手ごとに平均を集計してやるクエリを投げれば、その騎手の詰まり確率が分かります。
今回の集計期間は2014年~2017年の4年間。この4年間で乗鞍が2000以上ある騎手に絞って集計をしました。馬質なんかを確認するために、平均人気も並べておきます。




結果は以下の通りになりました!

 

_人人人人_
> 微妙 <
 ̄Y^Y^Y ̄

追伸:この集計の過程でデータベースの大きな不具合を発見し、修正しました。
神様ありがとう。

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